美容液の原点かも 

「何」という目的を一つだけに絞れない美容液たちはこのカテゴリーに入れてしまいました。
目的がないのではなく、たいていは「肌の総合的リペア(修復)」ものです 。

悩みが多いならこれを?いや・・・何にでも簡単にでも効くなんて・・・こんな、うそ臭そうなもの、私は信じられない気持ちがどうしても付きまとってしまってたんだけど・・・。 でも、いろいろ調べているうちに、シミもクスミもシワもタルミも、つきつめれば 同じ原因から発生している場合が多いのがわかったので、信じるべきだ・・・?

なんとなく焦点を絞ってくれている方が、そこに集中的に働きかけてくれる力が強そうな気がしてしまうんですよね・・・。
でも、悩みが多すぎて、それぞれにパワーの強いものをいくつか重ねると肌が悲鳴を上げる気もしますね。
こういった「なんでもかんでもオッケー!」なんてのを丁寧に丁寧に浸透させている人の方が長い目で見て肌がきれいになるのかもなぁ、とは思います。

実際、しばらくナリをひそめていた?かのような、この総合美容液、近年は多機能というか、高機能なクリームと共に、めざましく進化しています。
私が「ほほぅ〜」と唸ったのは「イシマのセレニシマ」。そのちょっと前が値段の高さもすごいけど、「ドゥ・ラ・メールのセラム」。 
他、「ジュリークのジェルアメリオーレ」、「ズィー・ビガッティのリストレーションリベアセラム」もイヤでも効く。ホントに効く。
ベストセラーのディオールのカプチュールは静かに潜伏していたと思っていたけど、2003年についに進化しちまった上に、かなりの評判です。
どれもこれも使い続けたいくらいに、一つに絞るのが辛いくらいに手応え大有り。

              

思い起こせば「美容成分が濃縮された美容液」ってのを知ったのは、私がまだ大学生だった頃、1979年に発売されたコーセーの「モイスチュアエッセンス」でし た。(今でも存在していて、なかなかの人気です。)
「魔法の液だ!」とばかりに、なんと全てのお手入れをこれだけで済ませていました。これさえ塗っていれば美肌でいられる事を信じれるくらいにセンセーショ ナルな製品だったんです。「蒸発してしまわない濃度の高い化粧水」って感じだったんだもん。Oh、間違いだらけのスキンケア。若さの成せるワザ。
私の記憶では、それまでのスキンケアは「洗顔→化粧水→乳液→クリーム」でしかなかったところに、こう言った美容成分がぎっちり濃縮された「美容液」がいきなりもてはやされ、「美容液時代の幕開け」だったように思います。

そして、しばらく後、外資ブランドスキンケアの登場と言うか、幕開けとなったようにも思います 。 外資フランドのコスメなんて、デパートでもせいぜいクリニークくらいしか目につかなかった頃、エスティローダーやディオールなんて、北新地(東京なら銀座)の お姉さんしか使っていなかったような時代でした。(私も大学時代はバイトで新地 のクラブでピアノ弾いていたから、OLさんよりはませちゃってて、メイクものは 、なんとエスティ・ローダーで揃えてました!)
あるいは、海外みやげでしか手にしなかった様な、そんな時代、私は神戸に住んでいて、「怪しげな輸入ブランド店 」がポツポツと存在していたので(それを教えてくれたのは、なんとなんと昭和2 年生まれの父でーす。)友だちとシャネルのアイシャドウやディオールの口紅を格安で購入しており、そこでスキンケアも扱っていました。
あと、 輸入雑貨店のリチャードなんかでも取り扱っていました。

が、なんせ情報がない 、知識がない時代。店の人に尋ねても、カタコトの日本語で値段を教えてくれるのみ。(取り扱っていたのは外国の方だったんですよ。)
で、ある日、ファッション雑誌にはさまっていたその広告。「これや〜。」エステ ィ・ローダーのアドバイスナイトリペアです。初めてヒアルロン酸が配合されたと いう、日本での外資ブランドの元祖美容液です。1984年頃の事でした。
「寝ている間に何もかもリペアしてくれんねんでぇ。」と、なんと、またも、これのみでお手入するという習慣を持っていましたね。私のアイケア以外の「初外資スキンケア」です。(奇しくも、アイケア初外資物もエスティ・ローダーでした。)

1986年には、クリスチャン・ディオールから「カプチュール」登場。
この頃から、 デパートの化粧品売り場もドメブランド一色だったのが華やかな外資ブランド百花繚乱となったのです。
(もう1つ、その頃の記憶にある美容液はランコムの「オリゴマジョール」。確かオリゴ糖配合(オリゴエレメンツという微粒元素取り入れて ました。)のもので、「2週間集中してお使い下さい。」みたいなものでした。私 は2週間を経過しても、なくなるまで毎日使ってました。ハン。これは今はもう存在しません。)

私はケアの仕方は間違いだらけだったけど、若い時から新しいコスメには興味が強かったみたいです。ただの新しがり??
そして、言いたかったのは・・・この出始めの美容液というのが、「焦点を絞らな い」「総合ケアもの」でした。総合ものって元祖様。
うそくさい、なんて思いつつも、頼もしい存在ではあります。