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先手必勝
シワ・・・イヤな言葉ですな。「シワ伸ばしが出たよ。」の声に「えっ!」と顔を触る人多数。「いや・・・洋服のシワ伸ばし・・・。」に全員大笑い。みんな気になるんです。
シワの始まり・・・それはやはり「乾燥」です。
表皮が乾燥すると、角質の表面が乾いてはがれ、亀裂が発生し、角質層のすきまからは水分が蒸発し、表皮は薄く硬くなって 細胞のうるおいを保つケラチン線維(たんぱく質)が変質して「乾燥ジワ」ができます
。
でも、この程度のシワはまだ表皮の段階なので、水分を失った硬いスポンジに水を含ませたらプルプルと生き返るのと同じく、硬化した角質を柔軟にしてから水分をたっぷり
与えてあげると治ります。
(2001年、花王では、水分を与えるだけの応急処置は根本的解決にならない、と原因を追求。そして、「ケラチン線維がからみあって凝集する事こそが表皮の弾力の低下を招いている事をつきとめ、「凝集したケラチン線維を分散させる成分」を開発しました。頼もしいっすね。)
この、表皮に表れたシワを目ざとく見つけてケアをするかしない・・・?でも、それでも老化の速度は明らかに違って来ます。先手必勝です。

シワの進化・・・「放置した乾燥ジワ」は進化します。
亀裂が生じた角質層の間から紫外線が奥まで侵入し、真皮にまで及んでしまうこと自体がヤバイです。
特に目元や口元 など、よく動いて力のかかる所で折りたたまれ続けた線は、ターンオーバーが滞って水分を失った硬い表皮ほど、真皮までサクッと亀裂が入ります。
こうなったら真皮ではエライ事が起きています。肌表面のハリや弾力を保っている物質が変性するのです。
真皮は栄養を運ぶ毛細血管とつながっていて、ベッドスプリングのような柱の役目を持 つコラーゲン線維(アミノ酸を原料にして繊維芽細胞で絶えず作られているたんぱく質
)と、
そのコラーゲン柱のすき間を埋めて、中綿の役目を持つエラスチン線維(細く短 い弾力のあるたんぱく質)が、
ヒアルロン酸などの糖質のプルプルジェル状の基質の中で絡み合って表皮の弾力を保っています。
ダメージを受けると、これらのたんぱく質線維が変性して、結合が弱まって、ゆるんだりぶち切れたりスカスカになったりして肌表面を支えきれなくなり、真皮と表皮の間にある基底膜のラインがくずれて肌表面が陥没。
つまり、「深ジワ」となり、基質の量と質も低下して、肌はダラーンと伸び、タルミへと進化します。
原因のほとんどは、やはり紫外線の悪影響、つまり「光老化」です。
紫外線を浴びた肌 は、そのダメージを修復しようとするので、表皮細胞の生まれ変わりが早まり、「表皮細胞の角化現象」を起こして「乾燥、ごわつき」となります。
その上にサンターン現象 を起こすUVAを浴びると、傷んだ表皮で食い止める事が出来ずに真皮にまで侵入し、 ハリと弾力を保つコラーゲンやエラスチンを分解する酵素を増加して、しまいにはそれらの細胞の遺伝子すら傷つけます。
ここまで来ると修復が難しくなるので、紫外線は極力浴びない事、こそがケアとなります。
もう1つの大きな原因は、これは誰もが逃げられない加齢。
加齢によってターンオーバーが遅れると、健康な角質細胞が作れなくなって保湿機能が低下します。
これは、ある程度、ケアで手助けする事が可能です。
が、真皮層でハリと弾力を保っている「コラー ゲン、エラスチン、ヒアルロン酸などのムコ多糖類を作り出す線維芽細胞の増殖能力も年齢を重ねると共に低下します。
又、加齢によって、女性ホルモンが減少すると共にそれらの質が正常ではなくなります。
つまり、加齢と共に「肌を支えてハリを作る構造そのもの」が「崩壊」するのです。あ ゛あ゛・・・。
でも、近年はものすごい勢いで美容と医療が癒着し、あらゆる角度から老化を食い止める手段の研究が成され、それは日進月歩しています。
例えば、コラーゲンは塗っても肌内部に浸透せずにうるおうのみでしたが、「コラーゲンの生成を促す」成分の研究が進み、又、「加齢によって体内に蓄積された糖が接着剤の役目をしてしまって、コラーゲ
ン線維同志が結合してからまってしまうと、柔軟性や伸縮性がなくなって弾力が低下してしまう」事をつきとめ、この結合を防ぐ成分が開発されたり、エラスチンを分解するメイン酵素である中性エンドペプチターゼの抑制をする成分も開発されています。
私、もう、なんだって試してみちゃいます。せっかく研究開発して下さっているこんなおいしいものもの、試さずにいらりょーか!
何が自分に合うのか、わたしゃ、進化と共に、どこまでもついていきますよ。
それらは「即効で効くもの」もあれば、「充分期間充分量を使って効果の出る鈍行もの 」だったりもするので、使い方が横着で「効かなーい。」なんて投げ出す場合もなきにしもあらず、なんですが、とにかく、「これぞ」と思うものを見つけたら、「絶対、効
く、と信じて念じて唱えて、充分に馴染ませる」私です。もう、鬼気立ってたりしてね?楽しい鬼気だわ。
私は、もう、「老化を遅らせる」なんて程度の、控えめな予防美容の時代は終わったとさえ思っています。
根本的なところから老化をとらえて皮フ科学に基づいた「DNAレベルの先端理論」に、「ハイテクの力」が加えられると共に、「古代人からの知恵を素直に受け止めた植物などの自然のパワー」を融合させた「超アンチエイジング」が始まっていると思います。
そして頼もしいのは、どれもが「肌自身の機能」を若返らせようとする考えに基づいているという点です。
さて、私の老化とコスメの進化、どちらが先行するでしよう。コスメの進化に勝利の女神が微笑みますように。
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