呪縛

これは、アルビオンやコスメデコルテ独特の製品です。アルビオンとコスメデコルテでは「化粧水の前に使う乳液」をそのための処方で作られています
(近頃はソニーC Pラボトリーズのファーステップというところからも{ファーストエマルジョン」か単体で売られています。140ml\1.800)。

私は、これを「乳液」と呼ぶのが、すっごくイヤなんです。だって大抵の人がこんがらがって「 後で使ってもいいのか?」とか「よその乳液でも化粧水の前に使ってもいいのか?」と か、疑問を持ちます。
で、私しゃBAさんでもないっちゅうのに、いちいちこれの使い順と意味を説明するんです。
結局、今じゃ、アルビオンやコスメデコルテのBAさんより説明がうまくなりました・・・。あーん、そんなの出来ても意味ないじゃーん。

いや、ふつうの「乳液」とは全く処方が違ってるんですわ。エエ ィ、めんどうな名称だ。私はここでは「化粧水前乳液」というカテゴリーを作りました 。
あるいは「プレ化粧水」でも「先行乳液」でもよろしい。

                

この「化粧水前乳液」は、とても簡単に言うと、お花に水をあげる前の土がカチカチだと水を含まない、ゆえにまずその土を耕す「耕し液」です。
化粧水をあげる前に肌を柔らか〜く整えるんです。

で、「油膜を作る乳液の処方」とは違っています
これは、 肌の組成(水 分、油分、NMF)に極めて近い成分で作られており、角質層で、洗顔のせいで肌が失 くした、サンドイッチみたいな層になっている水分と油分を、正常な状態に戻してくれ 、次に与えられる水分などを受け入れやすい状態にしてくれる「乳液」というわけです 。

両ブランドともども、「オイルを超微粒子に加工して、均一に水分を分散させる技術 」を持っています。

使い方は基本的にはコットンにたっぷり取って、肌をやさしく撫でるように馴染ませます。
コットン使用するのは、マッサージや角質除去の効果もあるからです。
手で馴染ませても支障はないんですが、肌馴染みの点ではコットンの方が勝 ります。・・・ただし、実はコットン使いは「量」が必要で不経済ではあります。
少ないと、コットンが肌に擦れて摩擦によって、肌を痛めます。      

私がこの方式と出合ったのは38才の冬でした。はじめは、洗顔後すぐにこの「化粧水前乳液」を使う、という事がどうにも生理的に気持ち悪かったです。
が、しばらく使ううちに、みるみる乾燥が柔らぎ、そのうち肌質まで変わった気がしました

そして、この極上のミルクを洗顔後たっぷり乗せる事に安心感すら覚えてしまいました。
ミルクが角質細胞の間にすべり込んで行く心地よさに魅了され、そして呪縛されてしまったんです 。

そう、「呪縛」。
私はこのアルビオン及びコスメデコルテ方式の事を「呪縛」と呼んでいます。
よそのブランドに逃げても逃げても、肌調子が少しでも悪くなると戻ってしまうほどに効果が目に見えるからです。


また、この方式の悲しい特長は、なんと、はっきり言ってお金がかかる点です。
なぜなら、決して安くはないアイテムがひとつ増えるわけです。
「化粧水と2個1」なので、よそのブランドなら、あくまでも「化粧水前乳液+化粧水」はイコール「化粧水」でしかないんです。

絶対にラインで使われなければならないわけではないんですが、相乗効果を期待して、仮りにラインで使ったとしましょう。
「エクシア」の場合\12.000×2で1セット、「エクスヴィ」の場合、\18.000×2で1セッ ト、コスメデコルテ「ミオリティ」に限っては乳液、\30.000と化粧水、\20.000で1セット、1セット\50.000の脅威の価格。
これ、1セット約一ヶ月でなくなります。涙・・・。

が、価格に比例した効果が得られるだけに、よそのブランドに逃げても 逃げても自ら「呪縛」にかかってしまうんです。
アルビオン、コスメデコルテ方式を使ってみて肌に合ってしまった人はみんなそんな状態じゃないでしょうか。

合わないわっ、て人も居るとは思いますが、使った事のない方 、一度経験してみて下さい。
別に化粧水は「拭き取り」でなく「保湿物」であればよそのものでもOKです。最低3分の1の方は呪縛に逆らえなくなると思う私です。

皮膚科の先生も、この方式は「理に叶っている。」と言う方、多いです。 ちなみに、「アルビオン」と「コスメデコルテ」は同系列会社。もともとは同じで、後で分裂した、とか聞いたけど?研究所は今も同じなんです。


さて、約4年もの間、完全なる呪縛にかかっていた私ですが、2003年の春には、「肌状態によって使い分ける」事が出来るようになって、この化粧水前乳液の「呪縛」からは逃れられました。
そしたら、なんと爽快、なんて気楽なコスメの選択が出来るようになったのでしょう!
でも、肌が薄っぺらくなったり、乾燥著しい時は、またこの化粧水前乳液に手が伸びます。

「継続」にこだわらなくても、ある程度改善してくれたら、やめてみたりしても良いと感じます。
いろんなケア法を知っておいて、「その時々で適切なケアを選択する」・・・ってのもアリかと思うのです。

この化粧水前乳液は、頼もしい「肌再生効果」を持っていると判断しているので、今ではたまに呪縛にかかりに戻る私です。