<アロマセラピーのホント/選び方・禁忌・注意>
主旨は、「楽しむアロマセラピー」ではなく、「効果のあるアロマセラピー」

アロマセラピー(Aroma herapy)はギリシャからの造語で、英語発音ではセラピー。

アロマテラピー(Aroma thrapie)はフランス語で、発音がテラピー。
どちらも意味は同じ。

アロマ(Aroma)はギリシャ語で香辛料、
テラピエ(thrapie)はギリシャ語のセラピュア(治療)を意味。
この2つを足した合成語。
1937年にフランスのガットが命名。

ちなみに日本では「芳香療法」。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「オイルの後で化粧水を付けてもはじかない」の理屈を2つ


@精油は油脂ではない

私は、「洗顔直後にオイルを使ってから化粧水」を推進していました。
ところが、「なんでオイルの後で水をはじかないのか?」という疑問に対して、
「オイルとは名だけで、実はエキスなの。」としか答えられませんでした。
この答えの裏づけがない。
それが不服でした。
が!とうとう見つけました。


精油は、芳香性を持つ揮発性がある油状だけど、
胡麻油やナタネ油などの一般的にいう油とは違っていて、
油脂成分は入ってない
つまり、「油」という文字が使われているだけで、実は「アルコール」。

どっひゃー。アルコールなんですか?
でも、アルコールといっても種類があります。

普段、飲んでいるお酒は「炭素の数が少ない」、
つまり「低級アルコール」(大吟醸でも低級なのだ)。これらは水に溶けます。

精油は「炭素の数が多い」「高級アルコール」で、水に溶けないです。

精油の芳香成分とアルコールの化学式はそっくりです。
精油の芳香成分には殺菌作用を持つものが多いのも、
「アルコールに近い」からです。

んじゃ、なんで「精油」なんてややこしい名前なのか?
は、理由不明。
ただ、「分離するときに上の方に浮くから」イメージ的なもんちゃうか?
という事です。
ややこっしいから、「エッセンシャルオイル」というない。
頭がゴチャくなるわ。

A「植物油」 ってか、「ベースオイル」の水和作用

純なオーガニック化粧品の場合、オイル分はたいてい植物油です。
(なんちゃってブランドでは石油系オイル」も配合されていまふ。)

植物油には、肌表面を覆う閉塞作用があります。
が、合成ポリマーのような閉塞感とはチと違う。
実際ではなくて、ただの表現なんですけど、
「風通しの良い覆い」という感覚です。

なので、
馴染めば皮膚呼吸困難(イメージです)によっての吹き出物は、
通常は出ません(他の理由では出るかも)。
新陳代謝の邪魔をせずに覆ってくれる、という優れものだと思えます。

植物油には、水分とよく馴染んで水分を抱え込む性質がありますが、
水和作用と
いうそうです。
だから、ミストなどで肌を濡らしてからオイルを塗っても馴染むんですね。

  ベースオイルに精油を配合した美容オイルっちゅうものの理屈は、
  精油というものは、ベースオイルやアルコールには溶解、というか、
  非常に細かく分散しています。

ついでを言うと、だからこそ、
表皮を通過して角質層の奥に届くまでに、
「水・脂・水・脂・水・脂・・・・・」という
人間の肌の細胞と細胞の間を埋め尽くしている
細胞間脂質の構造に馴染んで浸透。
別に技術を使っていなくても、ラメラ通過
やりやがりますねぇ。

そして植物油は、鉱物油や動物性油脂が持たない、
「ラジカルキャッチ作用(細胞にダメージを与える活性酸素を抑える働き)」
を持っている
んだそうです。
便利ですね〜。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


・精油だけがアロマセラピー

精油は蒸留過程で成分が変化して、
薬用植物が本来持っている成分とは異なる成分ができます


ラベンダーには、酢酸リ
ナリルという芳香分子がたくさん含まれていて、
「鎮痛作用、鎮痙作用(中枢神経抑制作用)」を示しますが、
実はこの酢酸リナリルは、元のラベンダーにはほとんど含まれていません。
蒸留過程で成分が変化して作られる成分です。

ですから、真正ラベンダーをティーで飲んでも、ほとんど鎮痛鎮痙作用はないです。

アロマセラピーの誤解は、この点です。
アロマセラピーはあくまでも「精油を使う」事で、ポプリやハーブティーは含まれません
漢方治療などの、他の植物療法との違いはここにあります。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・日本での認識がお軽い理由

アロマセラピーのルーツは5.000年前。
紀元前3.000年ごろのエジプトで、芳香植物をオイルに漬け込んで
治療や、また、儀式に薫香として使っています。

植物療法は17世紀に化学療法(化学合成薬)が出るまで、
人間の唯一の健康を守る手段でした。
東洋でも、インドではアーユルヴェーダが、中国では漢方が発達しました。

日本では「ユズ湯」(蜜柑の皮なども)なんてのや、
仏教と共に伝来した白檀、沈香、麝香などのお香かな。
他、薬草治療やら、賢者の塊みたいな日本の食事もある意味この部類かな。

日本でのアロマセラピーの歴史は浅いです。
1980年代にイギリスの本が翻訳されて、最初の大プームが起こりました。
これは間違いだらけのアロマセラピー(療法としては)でもあったらしいです。
イギリスでのアロマセラピーは、
「気分転換、リラックス、リフレッシュ」が主な目的として普及したので、
日本での認識もそのようになりました。

折りからのバブル景気で大ブームになったけど、
日本では「雑貨」として扱われていました

(わかったぞ。だから胡散臭いと思うのか〜、私。
私はポプリやハーブティを見ると「寒い」のだね。
ただの流行女みたいでさ。
カントリーフリルヒラヒラみたいなイメージも(趣味の問題で、否定はしないです)。
だから、ずっと苦手だったのだ・・・。)

1990年代にやっと「メディカルアロマセラピー」が紹介されました。
意外と新しい分野だったのね。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・精油吸収のルート
精油は、「鼻、呼気、皮膚、血管」から入って、
脳などの様々な臓器の細胞に作用する事は科学的な証明があります。

精油はそれぞれ、独自の芳香がありますが、
それは匂いに含まれる芳香分子によるもので、
それの「生理活性作用」を利用した療法がアロマセラピー。
その分子を作っているのは「炭素、水素、酸素」です。
(精油に限らず、匂いの分子は全てそれら中心ですが)。

精油が体内に入るメカニズムは、

※鼻
「 嗅覚神経→嗅覚系→大脳辺縁系→視床下部」
別の見方で
「 気管支→肺→肺胞→血液中に溶解循環→各臓器器官」

※肌
「皮膚→皮脂腺、毛細血管→血中→各臓器器官」
・直接皮膚にも作用
・皮膚に塗布した精油が血液へ吸収されるという事実は、
1991年にドイツのブッシュバウァーやイエーガーによって証明済み。
・「鼻ルート」の吸収もあり。

※飲用
「口→腸管→肝臓代謝→血中→各臓器器官」
・実際は肝臓で80%が代謝されて、身体の中に入って作用を表すのは10〜20%。
精油然り。経口投与は大量摂取必須
・直接喉にも作用

※座薬
「直腸→腸管→肝臓代謝→血中→各臓器器官」
・座薬は直接肛門周辺に、膣薬は直接子宮体部にも作用

ルートとして一番有効なのは、「肌」とはいわれています。
・「身体に精油を塗る、マッサージする」
・「バスタブに垂らして入浴」。

精油はお風呂に入れると熱で揮発するので、その分皮膚から余計に吸収され、
鼻からも吸収します。
(アメリカではFDAがイギリスで考案されたアロマスパ推奨)。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ところが、どうしても私は「おまじない」のような気もしてしまいますな。
いや、ホントはなんとなく、そんな気がしています。

で、「理屈女」は調べてみた。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
<働きかけ>
例えば「痛み」について。

■身体ーーー
・鎮静作用(神経をマヒさせる作用)
     塗っているときは効果があるが、やめたら元に戻る
・血流を増やす作用(塗った部分の皮膚温上昇)
     患部は血行が悪く血流が不足して皮膚温が低い
・筋肉弛緩作用
     患部は筋肉が収縮して硬くなっている

■脳ーーー
・痛みを感じるのは脳。
 外的要因や内的要因による刺激が痛みとなる。
  ↑
 精油の香りやマッサージによる心地良い刺激は、脳内モルヒネを発生するので、
 痛みを遮断する。

・原因を取り除けば痛みは解消するが、長期間の痛みに襲われていると、
 原因が取り除かれても痛みが記憶されている(心因性疼痛)。
  ↑
 上記と同じく、取り除かれる。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・よい香りが心や精神に連用する理屈、いや、理由
実はメカニズムは解明されていない。
推測として、
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
■脳について

・脳の一番外側
大脳

・大脳の表面=大脳皮質(神経細胞がたくさん詰まっている。言葉、記憶、創造など、高度な精神活動を担う)


・大脳皮質の表面 =大脳新皮質(理性)

・大脳新皮質に包まれた部分=大脳辺縁系(旧皮質、古皮質。下等動物ほど割合が多く、ストレスなどの原始的感情をつかさどる)

ーーーーーーーーーーーーーーーーー
■ストレス状態の生まれ方

☆大脳辺縁系は、嗅脳とも言われ、「匂いを嗅ぐ脳」。

ここに「イヤな事、苦痛」がもたらされたら
 ↓
「大脳新皮質と大脳辺縁系との間でせめぎ合い」が起こり
 ↓
大脳新皮質が勝つと、ストレス状態を生む。
ーーーーーー
■視床下部とのリンク

そして、この大脳新皮質は、「自律神経、内分泌、免疫系」と関係する
「視床下部」ともリンクしている。

つまり、よい香りを嗅ぐと、「鼻→嗅覚神経→大脳辺縁系→視床下部」というルーツで、
直接脳に働く。
 ↑
芳香物質が直接脳に作用するのではなく、
その香りを好きだ、と感じるからリラックスして視床下部に良い影響を与える
 ↑
 ↓
☆嫌いな香りを嗅ぐと、交感神経を緊張させ、視床下部の血流量も低下する
 ↑
リフレッシュなどの「心への作用」は好きな香りでないと効果なし
 ↑
 ↓
☆ただし、嫌いな香りでも、精油の本来持つ効能は、「身体には作用」するという実験データあり
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
・精油の香り

■ヘンな匂いの方が多い理由

ハーブの成分が50
〜80倍も濃縮されているので、実際は匂いがきつ過ぎる。

欧米人が好んでも、日本人には受け付けないものは多い。

ただ、香りの「好き嫌い」は「感覚」であって、絶対的ではない。
嗅覚というのは慣れてしまうもの。
せっかく効能を持つのに、毛嫌いは損かも。
 ↑
必要な効能の香りがどうしても嫌いだったら、好きな香りをブレンドする手もアリ。

基本的には「好き」と思う香りを活用する事

私はかなり慣れましたってか、慣らされた?
初めは鼻が曲がるか思った匂い多々あり。

ん〜・・・生ごみの匂いとか、誰が嗅いでも臭い匂いにもなれるもんなのかい?
んんん〜。 かも知れない・・。か。

■芳香浴について

・アロマランプ
アロマポットなどのロウソクを用いるタイプは安全性で問題(火事多し)なのと、
高温になり過ぎて精油の芳香分子を変性させる場合あり。
電気式を使いましょう。
電球の熱によって温められた精油は揮発しやすいので芳香を楽しみやすいです。

1種類、または数種類をブレンドした精油を合計3〜5滴ほどアロマランプに落とす。
水やお湯を張った中に精油を垂らすタイプもある。
香りは2時間くらいだけ持続するけど、体内では6時間くらい効いている。

・ディフューザー
芳香拡散器。
精油に熱を加えずに、ファンやポンプなどで勢いよく空気中に揮発成分を拡散させる。
病院、オフィスなどで使っているが、精油の使用量が多い。

・カップ、ボウル
陶器など、耐熱性のカップやボウルに、60度前後のお湯を注いで、
精油を1〜3滴垂らす。
精油は揮発性が高いので、これでも立つ蒸気だけで十分芳香浴はできる。

顔に蒸気を当てたり、毛穴を開いたり、皮膚を潤したりもできる(フェイシャルスチーム)。

※ロウソクを作る際に香料や精油を使ったアロマキャンドルは、
アロマセラピーとは関係ないそうです。
楽しむだけならいいんじゃないかな?と私は思うけど。
     
・選び方
■ピュアなものを選ぶこと!!
理由は、

・体内に入るから。

・中には、精油中の大事な成分を
「皮膚刺激が減る、成分が変性しにくい」という理由で抜いているものアリ。
(これでは効能が変わる)

販売されているものの大半は化学合成した香料や工業用。
天然の成分を抜いて加工したり調整したものが多いので要注意。

ここでだけは、かねがね私が言う
「天然だからって安全とはいえないぞ」という言葉は撤回。

そもそも「精油」に化学合成モノはないだろ、って意味で。
そしてそもそも、「天然成分に反応する人」は精油なんて使わないと思うので。

■植物名の学名と産地がわかるもの
植物は栽培する土壌や気候などによって含有成分が変わる。

ケモタイプ=同じ種類の精油でも、含有する内容成分で薬効が変わるもの
(ケモタイプでなくても、種の違いで内容成分は変わる)

例・ローズマリー
・ローズマリーカンファー・・・スペイン産、カンファー成分多
  一般的ローズマリー
・ローズマリーベルベゾン・・・フランス産、ベルベゾン含有多
  脂肪分解作用が強い
・ローズマリーシネオール・・・チュニジア産、シネオール成分多
  風邪の治療にも効果あり


■抽出成分
同じ植物でも、抽出した部分で薬効が異なる

例・ビターオレンジ
・花から抽出・・・ネロリ
   モノテルペンアルコール、セスキテルペルアルコールを多く含有
   抗うつ作用、神経刺激作用、助成ホルモン様
・葉から抽出・・・プチグレン
   酢酸リナリルというエステル類を多く含有
   空気中に拡散で殺菌作用、鎮静作用

■品質管理
精油は「空気、光、熱」に触れると変性する。

大きな瓶(バルク)で輸入して国内で入れ替えるとコスト安だが、
品質が変性するので、輸出元で一つずつ瓶詰めされた精油が良い。

・・・・・・・そんなん、わからへんやんか・・。尋ねてもウソつかれるだろうなぁ・・。

■無農薬有機栽培/天然野生のもの
水蒸気蒸留法で抽出されるときに、ある程度の不純物は取り除かれるが、
できるだけ無農薬、そして肥料すら天然ものか「なし」の超自然モノを選ぶ。

有機農栽培でも無農薬栽培と同じように、
品質が公共機関によって証明されたものが良い。

■蒸留方法の明記
一般的抽出法は、
・ 水蒸気蒸留法
水を熱してできた蒸気を冷却すると、
不純物が取り除かれた蒸留水になるのと同じような方法。
 ↑
できるだけ低温、低圧で時間をかけなければ、薬効成分が変性する

・低温圧搾法
かんきつ類の新鮮な果皮に存在する精油嚢を木部ベラなどでつぶしてエッセンスを集める。
(成分に科学変化は起こらないので、精油ではなく「エッセンス」になる。)

■瓶の口
1滴の分量は0.05mlから0.06mlと統一されている。
(目薬も日本薬局方で0.05ml〜0.06mlと統一)

■含有成分
ここ大事。

精油は、「含有成分」で選ぶ
ガスクロマトグラフィーという検査法方法で測定されているはずなので、
それを提示してくれる事が重要。

また、 製造年月日(蒸留年月日)を性格に記載されているものを選ぶ。

    


・精油は含有された芳香分子で選ぶこと/注意が必要な芳香分子

精油に含まれた芳香分子は、
原材料のハーブとは含有成分が違っているものがある。

炭素、水素、酸素から成る芳香分子は、これらが様々な形で結合して、
「フェノール」「アルコール」「アルデヒド」などを作り出す。

以下、植物名は代表的なもののみ記載。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
■テルペン系炭化水素

@モノテルペン炭化水素
10の炭素から成る。
ほとんどの精油に含まれ、空気中の酸素と反応するので、冷暗所で密閉保存すること。

柑橘系の精油のほとんどがこれを主成分とする。
(レモン、オレンジ、グレープフルーツ)。

主な作用は
血管拡張、血流増進、皮膚温上昇、抗炎症、浮腫改善など。

・カンフェン・・・ジュニパー
・ジペンテン・・・ベルガモット、フェンネル、
・リモネン・・・オレンジ、レモン、ベルガモット、ネロリ、フェンネル
・フェランドン・・・コリアンダー、レモン、ペパーミント
・ピネン・・・サイプレス、ユーカリ、フェンネル、ローズマリー
・サビネン・・・マジョラム・スイート

※リモネンは、空気に触れて酸化することでオゾンを形成し、
その際に空気中の雑菌を減らす。
光によってその反応は亢進する。

Aセスキテルペン炭化水素
15の炭素から成る。
多くの精油に含有。

・カマズレン・・・カモミール・ジャーマン、フランキンセンス、レモン、パチュリー
・カリオフィレン・・・ラベンダー、マジョラムスイート、
          ローズマリー、クラリセージ、クローブシナモン
・セドレン・・・シダーウッド・アトラス、ジュニパー

※カモミール・ジャーマンに含有されるカズマレンは、
抗炎症作用、抗アレルギー作用が特に多い。

※クローブに含有するカリオフィレンには、
強い鎮静作用、鎮痛作用 、殺菌作用あり。

B他にドテルペン炭化水素という20の炭素からなるものもある
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
■アルコール

@モノテルペンアルコール
炭素原子10個から成る。
殺菌作用が強い。
化学式が環構造(亀甲状)で、
二重結合(結合に必要なうで2本で結ばれる)が多いものほど、殺菌作用が強い。

テルピネン−4−オール < α−テルピネオール < メンソール < リナロール
強い                                  弱い

・リナロール・・・ラベンダー、ネロリ、タイム・リナロール
・メンソール・・・ペパーミント
・ネロール・・・ベルガモット、ネロリ、プチグレン
・テルピネオール・・・ユーカリ・ラジアタ
・テルピネン-4-オール・・・ティートリー(最低30%以上の含有で殺菌効果大)

※「ユーカリ・ラジアタ」には、他のユーカリと違って、
「1.8−シネオール」(下記の「オキサイド」参照)の免疫刺激作用と、
「α−テルピネオール」による殺菌効果がある。

※「メンソール」は「ペパーミント」に多く含有され、病原性大腸菌O-157に効果的。

Aセスキテルペンアルコール
殺菌作用は弱い。
抗アレルギー作用、肝機能亢進作用、消炎作用などを持つ。

・セドロール・・・サイプレス
・ファルネソール・・・ローズ、パルマローザ、イランイラン
・ネロリドール・・・ネロリ
・パチュロール・・・パチュリー
・ビサボロール・・・カモミール・ジャーマン

※「カモミール・ジャーマン」が含有する「ビサボロール」は、
同じく含有する「セスキテルペン炭化水素であるカマズレン」
より強い抗炎症作用や抗アレルギー作用を持つ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
■フェノール
アルコールの一種で、強い殺菌作用あり。
皮膚への刺激が強いので皮膚には使いにくい。
長期間使い続けると、肝臓に悪い影響を及ぼすともいわれている。

使う場合は低濃度(1%以下)に希釈し、使用期限1ヶ月程度に。
皮膚、粘膜への使用は避けること。

・カルバクロール・・・オレガノ、ウインターセーボリー
・チモール・・・タイム
・オイゲノール・・・シナモン、クローブ

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
■アルデヒド
含有する精油は皮膚への刺激がある
フェノールと同じく、低濃度(1%以下)に希釈するが無難。

低濃度であれば、鎮静効果、抗炎症作用あり。

・アニシックアルデヒド・・・スターアニス
・シンナミックアルデヒド・・・シナモン
・シトロネラル・・・レモンユーカリ、シトロネラ、レモングラス、メリッサ
・シトラール・・・レモングラス、ゼラニウム
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
■ケトン
神経刺激作用を持つので、
一般的に毒性があるといわれていて、神経組織自体に有害といわれている。
使う場合は容量、用法、試用期間に注意

乳幼児、妊産婦、高齢者が使用する場合は、医師の管理、指導のもとで。

長期間使用すると、神経毒性による知覚異常、神経麻痺、
てんかん発作、流産のおそれあり。

有効作用は
粘液溶解効果粘液を溶かして排出しやすくする)、免疫活性上昇作用、
脂肪分解作用、鎮痛作用、細胞活性上昇作用など。

「ローズマリー」「ユーカリ」もケトンは含有するが、少量なため、副作用より効能が勝つ。

・ボルネオン・・・スバイクラベンダー
・カルボン・・・スペアミント
・フェンコン・・・フェンネル
・ジャスモン・・・ジャスミン
・ピノカンフォン・・・ヒソップ
・ピペリトン・・・ユーカリ・デイビス
・ツジョン・・・セージ

※ケトンを多く含む「ワームウッド」「カンファー(樟脳)」にも注意。

精油の「カンファー(樟脳)」には、芳香分子としての「カンファー」が50%も存在し、
古くから呼吸器系の感染症に使用していたが、
他に「サフロール」という有害な芳香分子も含有するので、使用しない方が無難。

芳香分子のカンファーを多く含む精油をとり過ぎると、中枢神経に影響して、
嘔吐、頭痛、けいれん、呼吸停止、心停止などのおそれあり。

※「ピノカンフォン」や「セージ」の精油に含まれる「ツジョン(ツヨン)」には特に注意。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
■ラクトン
神経毒性と、皮膚に対する刺激性がある。

光感作性あり。
例:
「ベルガモット」の芳香分子の一つである「ベルガプテン」や「フロクマリン」が、
細胞のレベルでメラニン産生細胞の遺伝子を阻害する現象。
(メラニンは紫外線から皮膚を守るので、
メラニンが正常につくられないと皮膚ガンになるリスクが高まる。)

・クマリン・・・ラベンダー
・ベルガプテン・・・ベルガモット、レモン、フェンネル
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
■オキサイド
粘膜を刺激して、「ムチン」の産生を促進し、去痰作用、粘膜修復作用を促進。

・1.8−シネオール・・・ローズマリー、ユーカリ
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
■エステル
アルコールと酸の反応によってできる。

鎮静作用(中枢神経抑制作用)、一部は鎮痙作用。

エステルが主要成分の精油は多いが、少量のエステルが存在するだけで香りに影響する。

・アンゼリカ酸イソブチル・・・カモミール・ローマン
・アンゼリカ酸イソアミル・・・カモミール・ローマン
・酢酸リナリル・・・ラベンダー、クラリセージ、プチグレン
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
■エーテル
エストロゲンなどの女性ホルモン様作用、神経刺激作用(自律神経調整作用)、
抗ウイルス作用、殺菌作用、鎮静作用、鎮痙作用など。
中枢神経をダイレクトに抑制するといわれているので、素人の使用は難しい。

・トランスアネトール・・・アニス
・チルカビコール・・・バジル
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
<注意事項>
■長期使用してはいけないもの
精油の中には、身体に悪い影響を及ぼす芳香分子を含有するものもあるので、
長期使用してはいけないものもある。

例:
タイム・サツレオイデス、タイム・チモール、タイム・ツヤノール、
タイム・リナール、カンファー成分を含有するもの

■量による作用の変化
精油の作用は使う量によって正反対の作用をするものがある。

例:真正ラベンダー
・適量=中枢神経抑制作用(鎮静、鎮痙)、抗感性作用
・少量=鎮静するどころか、主成分である酢酸リナリルによって興奮

■ラベンダーの選択
わざわざ「真正ラベンダー」という理由は、
市販のラベンダー精油の大半は実は「ラバンジン」で、薬効がないから。

ラベンダーの種類は
・真正ラベンダー
・ラベンダー・スピカ
・ラベンダー・ストエカス
・ラバンジン

真正ラベンダーのみが鎮静効果を持つ酢酸リナリルを35%以上含有。
35%以下では効果なし。
(ただし、どの精油も栽培地、抽出時の温度、圧力で芳香分子の量は変化する。)

■限界
一般的に「楽しんで少々効果を持つ場合」は良いが、
「 メディカル・アロマセラピー」は自分でするには限界がある。
中途半端な知識でこねくり回しては危険。

■保存
精油は光や熱に反応して酸化して変性するので、遮光瓶で密閉し、
直射日光、高温多湿を避け、冷暗所に保存すること。
夏は冷蔵庫保存が無難。

開封した精油が純粋度を保てるのは、
モノテルペン炭化水素を多く含むもので半年〜1年。
樹脂系で3年。

ブレンドはそのつど少量作るのが好ましい。
作り置きは3週間程度で使い切ること。

キャリアオイルも保存は同じく。
半年〜1年で使い切ること。

■塗布
精油は原液を直接塗布せずに、希釈すること。

■パッチテスト
パッチテストでアレルギーを確認すること。
楽しみ目的でなく、本物の症状緩和目的であれば、
医師の指導のもとで行うこと。

■内服
内服は必ず医師の指導のもとで行うこと。

■ 光感作性
光感作性のある精油を使用した場合は、シミ・ソバカスの原因になるので、
6時間異常は職者日光に当たらないこと。

■目への使用は厳禁

■入浴剤
入浴剤に使用する場合は、皮膚刺激が強い物質(アルデヒドやケトン)を
多く含有するものは避ける方が無難。

浴槽に乳化して湯に溶けやすくした精油を垂らすだけでも良いが、
重曹1/2カップ&海塩1カップ&精油15滴でバスソルトができます。

■妊娠中
特に妊娠後期にはケトンやホルモン様類似物質を含有する精油の使用は、
流産誘発の危険性があるので注意。

・妊娠期間中を通して使える精油
 ベルガモット、オレンジ・スイート、グレープフルーツ、真正ラベンダー、
 レモン、マンダリン、 ペパー ミント、ティーテリー、
 カモミール・ジャーマン(初期は芳香浴で)、
  カモミール・ローマン(初期は芳香浴で)。

・妊娠6ヶ月から使え精油
  ジュニパー、マジョラム、ニアウリ、ゼラニウム、サイプレス、クラリセージ

ただし、できるだけ医師に相談した方が無難。

・妊娠期間中使用禁止の製油
 グローブ、シナモン、ラベンダー・スピカ、タイム、フェンネル、
  ラバンジン、シダーウッド(アトラス)、ジャスミン、ローズマリー

■高血圧、低血圧、てんかん、慢性疾患などがある人は、専門医の指導で行うこと。

■シミ
衣服につくとシミになるものがあるので注意。

■プラスティック
精油を沁みこませた紙や生地などを、
プラスティック容器などの上に置くとプラスティックを溶かす場合あり。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・塗布
症状に合った精油を植物オイルで希釈すること。
希釈するオイルを「キャリアオイル」「ベースオイル」といいます。
精油と同じく、天然物を使用すること。

他に、ワセリンに精油を加えたら、アロマ軟膏になります。

キャリアオイルには、そのものにも薬理効果があるので、
精油とのブレンドで相乗効果を期待できます。

■ホホバオイル(種子)
人間の皮脂に似ている。
浸透性に優れ、皮膚を保護する効果が高い。
ベタつきがない。

■スイートアーモンドオイル(種子)
皮膚保護作用。保湿作用。ネイルケアにもOK。
赤ちゃんも使える。

■小麦胚芽オイル(胚芽)
栄養価が高い。老化肌向け。

■アプリコットカーネルオイル(種子)
血色の悪い肌に。軽くベトつかず、浸透性が良い。

■アボガドオイル(果実)
他の植物オイルより深いレベルで皮膚に浸透する。
乾燥肌、普通肌に。

■マカダミアナッツオイル(果実)
脂肪酸補給。デリケート肌、老化肌、ダメージ肌、赤ちゃんに。

■月見草オイル(種子)
保湿作用。前進マッサージに使いやすい。乾燥肌に。

■グレープシードオイル(種子)
軽い手触りで匂いなし。全身マッサージに使いやすい。

■ココナツオイル(種子)
保湿力が高い。紫外線から守る。
紙のコンディショナーにも使える。
乾燥肌、老化肌、血色の悪い肌に。

■ローズヒップオイル(種子)
皮下組織の新陳代謝を活発にする。
トランスレチノインなど、たくさんのビタミン含有。
顔にも頭皮にも使える。
老化肌、ダメージ肌に。

■カレンデュラオイル(花)
古代エジプトから肌を癒すとして使われていたオイル。
老化肌、ダメージ肌に。

■キャロットオイル(根)
ビタミンE、βカロチンを含むため、酸化防止する。
老化肌に。

■セントジョーンズワート(花)
神経痛、筋肉痛、関節痛など、様々な痛みに効果。
配糖体ヒペシリンにより、鎮痛、抗炎症作用あり。
血液循環スムーズに。メラトニンの分泌促進。
別名「サンシャイン・サプリメント」「ハッピーオイル」といわれるほど、万能。
    
簡単ですが、これがベースです。
こんな事知っても、わたしゃ、何がなんでも、
すでに 絶妙なバランスでブレンドされちまった既製品を選ぶが・・・。

・浸透性について

植物の精油に関しては、塗布後の血液検査で血中から精油成分が検出されるのが、
「真皮ケア」といわれる所以。

植物から取れた有効成分は、
分子量が3.000以上の大きさといわれ、体内に浸透しないのだけど、
小さくする技術でコロイド化(起微粒子)します。
浸透させるためには、分子量700〜400くらいにしているらしく、
体内に浸透させて皮下組織や細胞にも効果が発揮されるそうです。

合成界面活性剤で皮脂膜を破って入れてるんじゃないから、
逆流して皮脂が流れ出るって心配もしなくい済むから心も楽。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

このカテゴリーは、精油にしろ、特に怪しいブランドが多いので、要注意。
※アロマには、怪しい製品が氾濫しているので、中身をよく確かめて買いましょう。

なんせ、天然ものの命は精製度。
天然ものの危険は不純物だと思われるので、
怪しい製品は塗布したりしないようにしましょう。
普通のコスメに比べて、情報も少ないと感じます。
聞いたことないブランドだからって、怪しいとも限らないのが、
特にわかりにくい理由なんだよな。

植物には禁忌や注意事項も多いんですね。

思うに、医師や専門家によっては「使わぬが無難」という考えになるのも頷けもします。
ポーラ・ビゴーンが嫌うのもこの辺り?

私は、自分でブレンドするほどに凝ってないし、面倒がりなので、
すでに絶妙なバランスで製品化されたものを使っちゃうけど。

精油の中身って、モノホンなのかどうか、とっても不思議世界。

<ジュリーク>

合成界面活性剤や防腐剤など、「データ」はないものの、
肌どころか、体内にまで悪影響を及ぼす成分の多用を知ってしまった私は、
それに目くじら立てる気はないものの、
ちょっとの間、出どころとその精製度や抽出法がはっきりしている
オーガニックブランドの中の王者であるような「ジュリーク」にはまりました。
ジュリークについて調べれば調べるほどに、その素晴らしさに洗脳されたんです。

ただ、モノによっては、あまり使い心地のよくないものもあるし、
自然物だけに、最先端技術を導入したメディカル物と比べては、
肌への効能がゆるやかだなって感も否めません
が、同植物ブランドの中では、その植物成分の精製度の高さと強さゆえ、
なかなかに「積極的で過激に効くかも」なブランドでもあります。
試した製品の中には、私の琴線にかなりビビッと触れたものもたくさんあります。

また、 それまでカケラの興味もなかった「アロマ」を体験し、
その効能と心地良さは目からウロコで、今ではアロマのない生活は考えられないほどです。
でも、アロマこそは、その純度と信用度において、
怪しげなブランドも多く存在するので 、しかるべきメーカーの製品しか使えません。
また、 信用の於けるクラランスやシスレーの製品にもアロマは多用されているけど、
化学物との合成品なんですよね・・。
それはそれ、乳化するアロマティックエッセンスやアロマオイルと名の付くものに限っては、
私はジュリーク信者です。
ジュリークを知って良かった、と心から思っています。

前置きが長くなりましたが、少しだけジュリークについて触れたいと思います。

とってもホリスティック

ジュリークは、ドイツで自然化粧品の開発をしていたクライン博士によって創設されました。
古代から受けつぐ、アロマテラピーと鎌金術とホメオパシーなどの知識を凝縮させて、
肌との調和バランスを整えることを考えたオーガニック化粧品です。
ジュリーク では、スキンケアとは、外面や機能面だけではなく、
身体と心と精紳をホリスティック
に考えています。

ジュリークはハーブの葉、樹皮、種子、根などから得られる「いやしの力」を
肌に与える事を最目的としており、それは皮膚が持つ機能や自然治癒力を高めて、
バリア機能を強化させる
事へとつながるとしています。

アデレートヒルの理由

純粋でナチュラルな商品を作るには「土壌から」だ、と、
クライン博士は地元のドイツより オーストラリアのアデレートヒルへ移住。
そこは、日本の5倍から8倍の紫外線量が降りそそぐ 、
自然と酸化に適応した強力な抵抗化作用のあるハーブが育つ土地
でした。
(つまりは、ジュリークの原料であるハーブはパワーが強いのです。)

博士は、その土地がもともと化学肥料、農薬、殺虫剤の汚染されていない事と、
近隣にもそれがない事を確認した上で、緑肥となる植物を植えて土壌を改良し、
オーガニック法とバイオダイナミック法でハーブを育てました。

徹底的有機栽培とは?

ジュリークのオーガニック法とは、化学薬品、除草剤、殺虫剤、農薬を使用せず、
代わりに植物、牛糞、鶏糞を発酵させたものや枯れた植物さえも利用して肥料にし、
植物 と植物の間にニンニク、ヨモギ、除虫金を植えて防虫するという
コンパニオンプランティング法で、徹底した有機栽培です。

天体の運行

バイオダイナミック法とは、土壌や植物の生命力を活性化させる栽培法のことで、
陽が高くなると花弁が開ききるので、その前に手作業で摘みとるなど、
天体の運行に合わせて作業を行います。

古来からの抽出法

また、ジュリークでは、
「蒸留、ろ過、燃焼」の3段階に及ぶ中世古来のスパゲリック抽出法
で行う
完全な自然分解(バイオデクラブル)で28〜40日かけての
独自のハーブ抽出法を行っています。

プラス最新テクノロジー

そして、処方はそれぞれの過程で出来たエキスや灰を再び結合して、
本来のハーブ以上の成分パワーを持つ「ハーブ複合体」に仕上げるという、
最新テクノロジーを駆使してpHバランスを考えたハーブのバイオイントリンジック法
であり、
単にエッセンシャル オイルを組み合わせただけではないパワーを出しています。

防腐剤も乳化剤も植物原料

又、ジュリーク製品の防腐は、
自然界で抗酸化作用を持つOPC(オリゴ糖プロアント シアニジン)である、
「緑茶」、「グレープの種子」、「松の樹皮」、
「ターメリックやシルバーパーチ などから取れるタンニン」、
「リープハーブから取れるサポニン」などを使い、
それらは防腐と同時に肌上の抗酸化にも役立っています。

乳化剤としては、「ヤシ由来のポリソルベート20」、
「大豆由来のレ シチン」を応用しています。

結局、全てが植物性原料であり、その85%が先出のオーストラリア自社農園、
10%がオーストラリア国内、5%が海外の信頼のおける農園で彩れたものです。
動物性原料といえば、ミツロウとハチミツのみ、という事で、
化学、合成原料は一切使われてい ない、というのがウリです。

が、しかし、植物アレルギーの人には全くもって使えませんよ!
それに、そんじょそこらの製品なんかと比べると、よきにつけ、悪しきにつけ、
ジュリークの植物のパワーは 特に強い!

植物と人間

そもそも、植物由来成分というのは、水を蓄えておく能力に優れ、
それにはアミノ酸、 ミネラル類などの栄養素がバランス良く溶けており、
それは人の体内にある水分に近い性質があるので浸透しやすいそうなんです。

他ブランドでも、いろんな製品の成分表を見ていると、
聞いた事のある植物名の「エキス」や「オイル」が多用されいるものが多いのに
誰でも気づくはずですが、
私もそれで「しょっ、しょくぶつや!植物パワーや!」とひらめき、
とことん走って行く性格ゆえ 、
結局ジュリークが、とことん植物ものであり、
いわゆる合成化学成分が使われていないことをつきとめたので、
かなり好感を持ってしまったのでした。

抗老化に対して積極性を持っているのは「生体由来もの」らしいが・・・

ただし!ここ大事。
植物由来成分というのは、大変に肌に穏やかに効くものであり、
現状の美肌を維持したい場合はとても有効であるけど、
本当は「積極的に保湿、老化対策のケア」をしたい人には
「生体由来の成分」の方が効果が高いそう
なんですよ。
生体由来の成分というのは、
つまり「ヒアルロン酸、コラーゲン、エラスチン、ムコ多糖類 、プラセンタ(胎盤エキス)」。
これらは人間に近い他の動物を利用しているので
(狂牛病以来は植物由来の原料が多くなっています。)、
同じ生体から抽出されており、人間の肌に効果が高いという事です。

う〜ん・・・。ヒアルロン酸やコラーゲンなどは、
単に表面上で保湿するに他ならない、 とも聞いた事があるんですけどねぇ?
よくわかんない?
私は今はどちらに傾くってこと なく、両方うまく配合されたものや、
それらを併用しています。

まとめ
1、使用されている植物栽培の土壌は完璧  
     ・ 紫外線が強い = 強い抗酸化作用のある植物が育つ  
     ・ その土地とその近隣は、もとから化学肥料、除草剤、殺虫剤、農薬に犯されない
2、完璧なオーガニック栽培とバイオダイナミック法
3、抽出は完全な自然分解
4、処方は最近テクノロジー駆使のバイオイントリンジック法
5、防腐はO、P、C 乳化は天然界面活性剤  
 
 
 
<植物成分のグレーゾーンと肌への浸透度 (分子量)>
 

さて、「ジュリーク」の次は、いわゆる全体的な「植物成分」についてのお話しです。
植物成分というのは結局、昔々の古代から使われているので、
長年の「人体実験済み」というメリットがあるんですね。
古代人は、植物の油脂をそのまま肌にすり込んでたらしいです。

原材料は表示されていないぞ


「天然もの」にこだわりを持っておられる方もたくさんいらっしゃると思うんですが、
表示成分をそのまま受け取って、「天然植物だわ」と安心してはいけません。
表示されているのは「成分」であり、「原材料」ではないんですね。
それと、 「製法」に使われる成分も実は表示されていないのです。

「天然もの」のグレーソーン

こうるさい話しになりますが、
植物油は、「手間ひま、お金をかけずに抽出したいブランド」では、
「溶剤やシリコン」で溶かし出します。
プラス、消費者にはわからない、何がしかの物質で安全性を保っていたりしています。
もちろん、普通はその植物の栽培法も明記されていません。
栽培で化学薬品を使っていたとしたら、それはもうすでに「天然もの」ではないです。
あるいは、「遺伝子組み替 え」をしている可能性もあります。
つまり、成分表に「ラベンダー香料」と記載されていても、
それが「天然」なのか?「合成」なのか?全くわからないのです。

成分表はその化粧品を解く「鍵」ではあるけど、それの「本当」は不明解
です。
別に何を使ってたっていい?んだけど、
原料や材料に、それらが微量残ってアレルギーを起こす人がいるかも知れないらしいから、
事実上は不親切この上ない成分表である、と言えます。

抽出段階の添加物は目隠し

あるいは抽出の階段で使った添加物の表示は省いても良いことになっているので、
「無添加化粧品」ってい うのは、いい加減なんです。
逆にいえば、こんなこというのは、
本当の本当に良心的な製法を行っている「無添加ブランド」に対して失礼なんですがね。
実際は、「不純物」の多い植物成分が多く存在するのが現状なんだそうです。

が、し かし、日本で発売されているもののほとんどは安全性のテストが成されており
実際に植物成分でかぶれた人は「まれ」。
そこはそこ、
「かぶれる成分が入らない抽出法で有効なオイルやエキスだけを出す努力」や、
その「安全確認」が出来るメーカーと出来ないメーカーがあるわけです。

植物成分が長年の「人体実験済み」とは書きましたが、
そもそも、皮膚というのは、健康でさえあれば、「異物」をはね返す能力を備えており、
実はいわゆる「旧表示指定成分」と指定された、
「危険かも知れない成分」の中にも、この30〜40年間、
だれ1人と てトラブルを起こしていないもの、もあるそうですよ。・・・!
これだって立派な人体実験済み??

化粧品も異物だからはね返す?

ここで大疑問発生!! 「皮フは異物をはね返す」!?
ほんじゃ、植物成分だって「異物」じゃねぇのか?
高級な植物エキスを肌につけてもはね返すのか?この辺りについては、
私もずいぶんと疑問を持っているのですが。化粧品ってどこまで浸透するのだろうかー?

浸透していく単位に限界があるってことで、
皮膚に浸透する化粧品の限界は「表皮」と 言われています


限界を超えろ!大研究は進む

その「限界を超える」と言われているのが、
今、日本が最先端で医学界でも研究が進 められている
「ナノ単位(10億分の1m)」。
一般的に従来の化粧品はその1000分 の1の「マイクロ単位(100万分の1m)」。
と共に、「ラメラ構造」を崩さないで入っていくことも浸透の条件。

ラメラ構造というのは 、
表皮を通過して角質層の奥に届くまでに、
「水・脂・水・脂・水・脂・・・・・」という人間 の肌の細胞と細胞の間を埋め尽くしている
細胞間脂質の構造で、
この構造を崩さずに到達したら
「水分不足の部分には水、脂分不足の部分には脂が、自分の肌となって 溶け合う」
んだそうです。

ちなみに、
「ナノ粒子」「ラメラ構造に近い」という謳い文句が付いている製品ってあり ますよね。
まだそれではない未完の代物
なんだそうです・・・!!
ひょえっ。惑わされるぞえ。

と、もう一つちなみに、
「細胞間脂質」である主成分「セラミド」というのは、
乳化粒子と呼ばれるものの中に包み込まれているために、
粒子の形状が大きくて浸透しにくいらし く、
先に述べたラメラ構造の細胞間脂質とは異なります。

「分子単位」でお話すると・・・
一般的に「分子量5万以下」の成分は、角質より内部へ届くそうです
他の本では3.000でも入らないって書いてたけど。?

ちょっと、学生の気分なんですが、まず「分子」とはなんぞや?というと、
「物質の化学的性質を失わない範囲で物質を分割しうる最小単位」です。
つまり、「いくつかの原子の集合体」。
(ちなみに「原子」とは、それ以上は分解できない、
元素の特色を失わない範囲で達し得る最小の微粒子」)。
そして「分子量」とは、
「酸素分子の質量を32とした時の分子の相対的な質量」
のことで、
分子1モル(気体なら22.4リットル)の質量をグラム単位で表した数です。

で、「天然植物成分」というのは、
実は、色々な成分がくっ付き合っているものが多いので
粒子も大きいそうです。
そこで、その分子を細かく「コロイド化」してくれている
ブランドのものを使わなければ意味なし、ってことです。

一応、科学的に作られたものほど、
分子レベルで加工されるので粒子の細かいものが多い。
となると、科学的に成分分解して抽出し、
科学的に浸透度を高めて尚かつ肌に安全なレベルにまで精製してくれたものの方が良い?

ってことになっちゃいます。
それはつまり、「合成界面活性剤」で角質層を壊して浸透させているだけだ
・・・って意見もあるんだけど・・・。
それって、それに含有される毒性のものも共に浸透するとか・・ ・。
・・・こんな事ばっかり知ると、マジで何も使えなくなるけどね。

でも、後で知ったけど、
植物から取れた有効成分は、
分子量が3.000以上の大きさといわれ、体内に浸透しないのだけど、
小さくする技術でコロイド化(起微粒子)します。
浸透させるためには、分子量700〜400くらいにしているらしく、
体内に浸透させて皮下組織や細胞にも効果が発揮されるそうです。

植物の精油に関しては、
塗布後の血液検査で血中から精油成分が検出される
のが、
「真皮ケア」といわれる所以。

手作り化粧品反対の私ですが

が・・・ かといって、今、やたらと「手づくり化粧品」が流行ってますが、
私は実は大反対なんです。
まず、精製されていない生の植物では、モロにかぶれる人が多い事実と、
この「分子量」において、
やはり、そのもののままではいかほどに効能があるのかと不信
を持っているからです。

私が幼い時には、今みたいにグリセリンや精製水は使われていなかったものの、
「キュウリパック」や「レモンパック」してるお姉ちゃんやおばちゃんがいました。
たくさんで 旅行に行った時は、みんなキャアキャアと楽しんでましたね。
あぁ・・・恐ろしや・・・。
レモンなんか美白するどころか、
その中の「ソラレン」という物質が肌に残ったまま紫外線を浴びると、
すんごいシミになるらしいじゃないか。
あの、叔母の頬のシミはソラレン後遺症じゃねぇのか?

と言いつつ・・・「緑茶パック」でシミが取れた人がテレビに出ていて、
私もまねっこしてみました。

材料は「粉末緑茶」「小麦粉」「ふつうに出した煎茶」各大さじ1

もともと「小麦粉パック」はパン職人の手の美しさで実証済みなのは知っていたので、
そこに美白効果を持つカテキン「緑茶」を足すだけなんだからな・・・と、違和感なく始めました。
おおおっ、すごいかも知れない。小麦粉が「優しく優しく角質を剥離」するから、
何日か後にはツルツルクスミぶっ飛び。
ポリフェノールも抗酸化に一躍買っているし、
気分良く1ヵ月毎日 続けたら・・・おおおっ、シミが浮いて来た!
・・・シミはイヤイヤだけど、これは肌が美白されて来ている証拠。
しばらくシミが消えてくれるまで哀しかったけど、効いた!!

ちなみに、このパックを毎日続けるからには、他の「角質ケア」は避けました。
結果、そんじょそこらの高価な美白パックよりずっとずっと有効だ、
と言わせて頂きます。

有美の肌のクソバリアの奇怪

ところで私の肌なんですが、驚くほどに「化粧品、薬品かぶれ」がない。
もちろん、「怪しいもの」はもとより怖くて使いませんが、
どんな食い合わせをしようが、間違った使い方をしようが、
今のところビクともなし。それは怖いほどに。

っかりきついピーリングものを使ったって(まぁ、家庭用なのでしれているが)、
グリコール酸10%をいきなの毎日使った上に、上から被せてサリチル酸や乳酸、
そして濃度の強いビタミンCを塗っても「ピリ付き」はなし。

いや、ここまでやったら一応肌が薄 々になって少し赤みが出るので、
あわててそこらにある保湿剤をやたらめったらこ、
むちゃくちゃに重ねる・・・これ自体が恐ろしい・・・とも言われているが、私は「治まる」・・・ 。

これって友人に言わせると、
「ヤバイ成分をはね返してるバリア機能バリバリやけど、
もしかして有効成分もはね返してんのとちゃう?」って・・・。
ア゛ッ!!そうそう、思い当たるフシが・・・それは私って「効き」がやたらと遅いのよ。
100人中95人が「即効性 あり。」と言うものに対しても、
忘れた頃に「あ、効いてるかも。」って具合。トロイトロイ 。
トロ過ぎて飽きるけど、それをわかっているから、
よほどテクスチュアが嫌い、とかでない限り、
けっこう辛抱強くリピートはするの。

で、友人の勧めは、いっそのこと「経皮吸収はあきらめて飲用しなよ。」、
ってことですわ。

はぁ・・・。で、私も考えてしまって、「ちょっと高いんちゃうん?」
ってくらいのコラーゲン生成を促すサプリメンとかを飲みだしてみたら
・・・ホント・・・経皮よりは手応え強し。
え ゛え゛っ、私にスキンケアは意味ないの??どう?悩んでいるところ。
でもな・・・美白は継続したらホントに肌色が透明感持ったしな・・・
水分補給に意固地になって勤めたらそのうちプリプリにはなるしな・・・
一応「そのうち」効いてもいるんだぜ。

まとめ    
1、植物由来成分は長年の人体実験済み    
2、「成分表」に記載されている「天然植物成分」には、
製法における化学添加物や栽培法は不明 ゆえ、信用のおけるメーカーのものを使うべし    
3、角質内へ届く分子量は5万以下    
4、手づくり化粧品反対論(緑茶パックは効いた)    
5、科学的に作られたものの方が、優秀なのはホントらしいが・・・